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06月16日-03号

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  1. 糸満市議会 2017-06-16
    06月16日-03号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    平成29年第2回糸満市議会定例会会議録平成29年6月16日出席議員 19人1番 金 城   敦 君    2番 新 垣 勇 太 君3番 国 吉 武 光 君    4番 伊 敷 幸 昌 君5番 當 銘 真 栄 君    6番 玉 村   清 君7番 大 城 明 弘 君    8番 西 平 賀 雄 君9番 大 田   守 君    10番 比 嘉   譲 君11番 玉 城 安 男 君    12番 喜 納 正 治 君13番 山 城   勉 君    14番 金 城   悟 君16番 浦 崎   暁 君    17番 菊 地 君 子 さん18番 伊 敷 郁 子 さん   20番 砂 川 金次郎 君21番 徳 元 敏 之 君欠席議員 2人15番 長 嶺 一 男 君    19番 新 垣 安 彦 君地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市   長   上 原   昭 君    副 市 長   金 城   靖 君   教 育 長   安谷屋 幸 勇 君    総務部長    仲 吉 正 弘 君   企画開発部長  上 原   仁 君    市民健康部長  阿波根 庸 伸 君   福祉部長    山 城 安 子 さん   経済観光部長  徳 元 弘 明 君   建設部長    徳 里   仁 君    水道部長    金 城 芳 充 君   消 防 長   賀 数   淳 君    教育委員会   湖 城   清 君                        総務部長   教育委員会   金 城   毅 君   指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問――――――――――――――――――――――――――――――(開議宣告午前10時01分) ○議長(徳元敏之君) これより本日の会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(徳元敏之君) 「一般質問」を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆14番(金城悟君) おはようございます。一般質問に入る前に字句の訂正がありますのでよろしくお願いします。件名4、小項目2、「市道西崎23号線」を「市道西崎22号線」に訂正をお願いいたします。 改めまして、市民の皆様、傍聴席の皆様おはようございます。私の所見を述べてから質問に入ります。戦後72年の歳月を経て、本市が戦争終えんの地である平和祈念公園において、6月23日、慰霊の日に、沖縄全戦没者追悼式が開催されます。みたまに哀悼の意をささげます。二度と戦争を起こしてはいけないことを切に願います。 さて、上原昭市長が誕生してちょうど1年が経過しました。先週の10日、毎月第2土曜日は糸満市民ボランティア清掃日です。昭市長、みずから先頭に立ち、市民とボランティア清掃で一緒に汗を流していました。私も市民とともに清掃活動に参加してきました。大変すばらしいことです。市長、本当に御苦労さまでした。今回の質問4案件は、市民からの切なるお願いを負託されての代弁です。新任部長にとっては初めての答弁です。市政は継続です。誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。では、一般質問に入ります。 件名1、文化行政について。小項目1、糸満伝統文化サバニについて。3月、一般質問、大田守議員の質問で、糸満ウミンチュとつながりの深いサバニの造船、操舵、帆走技術など、サバニ文化の文化財指定のためにも条例を改正すべきではないかとの質問に教育委員会総務部長は、本市文化財保護条例には、有形文化財及び民俗文化財技能保持者等に対する選定制度が設けられていません。条例の改正については、検討するとの答弁と同時に、そのサバニを有形文化財として指定する必要がありますと答弁しています。ア、本市文化財保護条例を改正することを検討しましたか伺います。5月29日、糸満ハーレーが開催され、西村は青年団バーレー、クンヌカセーに勝って5連勝を目指しましたが、最後に全種目を通じて最長の2,150メートルで競うアガイスーブでの新島が西村を3秒差で逆転優勝しました。こぎ手はもちろんですが、何といっても私には、姿形ある、形状がある、まさしくサバニです。糸満ハーレー市指定文化財へ登録されています。ですが、サバニは登録されていません。それと糸満市市制施行45周年記念事業でオペレッタ「島エジソン~玉城保太郎~」を見に行きました。その開発者が糸満ウミンチュ玉城保太郎氏です。その形状は120年以上前から、当時から現在の、今の競技用のゴーグルですけれども、原型ではないかと言われております。まさしくサバニとミーカガンは糸満のウミンチュ文化を発展させたものです。イ、サバニとミーカガン市文化財指定にできませんか伺います。ウ、造船・操舵・帆走技術者ミーカガン製造技術者選定保存技術の保持者として指定してはいかがですか伺います。 件名2、福祉行政について。小項目1、生活保護受給者について。養護老人ホームは、戦前より天涯孤独な高齢者の保護施設を起源とし、地域における言わば放っておけない高齢者を支え続けてきました。身寄りがなく、無年金等の経済的困窮にある高齢者はもとより、身体、ホームレス、DVや被災によって避難を強いられた高齢者等、多彩な生活課題を抱えた高齢者の住まいとして社会復帰の促進及び自立に必要な指導及び訓練、その他の援助を行うことにより、その入所が有する能力に応じた自立生活を営むことができるように支えています。ア、直近2年の65歳未満及び65歳以上の生活保護受給者数を伺います。イ、直近2年の有料老人ホーム養護老人ホーム生活保護受給者入所数を伺います。ウ、有料老人ホーム施設養護老人ホーム施設の違いは何ですか伺います。エ、有料老人ホーム施設養護老人ホーム施設の対象者の判定基準を伺います。 小項目2、高齢者について。ア、直近2年の本市の独居老人数と老人世帯数及び虐待通報、孤独死の件数を伺います。イ、直近2年の高齢者による相談件数と内容を伺います。ウ、老人保護措置費の内容を伺います。エ、沖縄県に養護老人ホーム施設は幾つありますか伺います。オ、本市としては養護老人ホーム施設は必要ですか伺います。 件名3、保育行政について。広報いとまん4月号に掲載されている保育士試験対策講座について伺います。小項目1、保育士試験対策講座を募集していますが内容を伺います。 今定例会の民生委員に認可外保育園を利用する乳幼児の処遇改善を求める意見書案が提出されました。審議の中で、各委員から提出しようという意見がありました。小項目2、認可外保育施設に係る事業名と補助費用の内容を伺います。 小項目3、認可外保育施設へ前年度に比べて予算増はありますか、事業名を伺います。 件名4、道路行政について。3月4日に国道331号糸満道路4車線が開通して、交通量がふえて便利になりましたが、国道優先で市道から国道への右折が困難で信号機がないため混雑しています。小項目1、D4号線ファミリーマート前の交差点信号機に矢印の信号機を設置できませんか伺います。 市道西崎22号線近くにはお寺などがあり、糸満漁港北地区への直結のために交通量が多いので、小項目2、D4号線と市道西崎22号線交差点に信号機の設置はできませんか伺います。 演壇での質問は終わります。再質問は、質問席より行います。よろしくお願いいたします。 ◎市長(上原昭君) おはようございます。金城悟議員の件名3、保育行政についての小項目1から3までを順にお答えいたします。 小項目1の保育士試験対策講座の内容については、糸満市で保育士資格取得を目指す市民に対し、試験対策の集中講座を開設し、合格者を輩出することにより待機児童解消に資するものであります。 次に小項目2の認可外保育施設に係る事業名と補助費用の内容については、平成29年度予算における認可外保育施設への助成等として糸満市すこやか保育事業756万円、認可外保育施設研修事業補助金62万円、保育士資格取得支援事業72万円、ひとり親家庭認可外保育施設利用料補助事業330万円の計1,221万円を計上しております。 次に小項目3の認可外保育施設への予算増については、平成29年度から糸満市すこやか保育事業における行事費、教材費補助を1人3,000円から6,000円に倍増しております。 その他の質問については、教育長及び関係部長のほうから答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) おはようございます。金城悟議員御質問、件名1、小項目1、ア、市文化財保護条例の改正を検討したかについてお答えいたします。 現在、県内他市などの文化財保護条例等についての調査、検討を進めているところであります。ただ、条例の見直しについてはどの程度の規定まで見直しをするのかの判断が難しく、それにかわるものとして、平成16年に制定した糸満市文化財の指定・認定・選定及び選択基準を設け、運用しているところであります。 ◎教育委員会総務部長(湖城清君) おはようございます。いささか緊張しておりますが、よろしくお願いします。御質問、件名1、文化行政について。小項目1、糸満伝統文化について。イ及びウについてお答えいたします。 イ、サバニとミーカガンを市文化財に指定できないかについては、由来等の明確なものについては本市の文化財の指定・認定・選定及び選択基準に照らすと、有形民俗文化財としての指定は可能と考えます。 次にウ、造船・操舵・帆走技術者ミーカガン製造技術者選定保存技術の保持者に選定できないかについては、本市の文化財の指定・認定・選定及び選択基準に照らせば、伝統的技術等選定保存技術として、またその技術を体得している者は選定保存技術の保持者としての認定は可能と考えます。 ◎福祉部長(山城安子さん) おはようございます。御質問、件名2、福祉行政について。小項目1、生活保護受給者についてのアからエ及び小項目2、高齢者について。アからオまで順にお答えいたします。 小項目1、ア、65歳未満の生活保護受給者は、平成27年度3月末650人、平成28年度末は607人です。65歳以上の受給者は、平成27年度3月末で540人、平成28年度末は597人です。 イ、生活保護受給者有料老人ホーム入所者数は、平成28年4月1日現在58人、平成29年4月1日現在では69人です。養護老人ホーム入所者生活保護受給者はおりません。 ウの有料老人ホーム施設養護老人ホーム施設の違いについて、有料老人ホーム老人福祉施設ではなく、老人福祉法第29条により高齢者を入居させ、1、食事の提供、2、入浴・排泄もしくは食事の介護、3、洗濯・掃除等の家事、4、健康管理のいずれか1つでも提供する施設となっております。養護老人ホームは、環境上の理由及び経済的な理由により自宅での生活が困難な65歳以上の方を入所させ、養護することにより、日常生活を営み、社会活動に参加するために必要な指導及び訓練、その他の援助を行うことを目的とする施設であります。 エ、対象者の判定基準について。有料老人ホームは施設と入居者の直接契約により入居となるもので、入居要件についても各施設により異なります。養護老人ホーム対象者の判定基準については、環境上の理由と経済的理由のいずれにも該当する場合に入所措置を行うものとなっております。 小項目2、アの直近2年の独居数と高齢者世帯数及び虐待通報、孤独死の件数について。本市の高齢者のいる世帯は、県高齢者人口等調査により、平成27年が7,857世帯、平成28年が8,234世帯、そのうち単身世帯が平成27年2,834世帯、平成28年が3,066世帯です。虐待通報の件数は、市で虐待と判断した件数が平成27年は2件、平成28年はゼロであります。65歳以上の孤独死については、市消防本部の救急活動報告によると、平成27年度が7件、平成28年度が7件となっております。 次にイ、相談件数、内容について。相談の延べ件数は平成27年度が3,529件、平成28年度が2,840件です。内容については、9割以上が介護保険サービス等の総合相談となっています。 ウ、老人保護措置費の内容については、環境上の理由及び経済的理由などで居宅において生活することが困難な高齢者を養護するため、養護老人ホーム入所措置費や虐待等の理由により緊急に危険を回避する必要がある場合に緊急短期入所をする措置を行うものとなっております。 エ、養護老人ホームの数については、沖縄県内に6カ所あり、そのうち本島内は4カ所あります。 オ、養護老人ホームの必要性についてですが、居宅において生活することが困難な高齢者を養護し、自立した日常生活を営むことができるよう支えていくためには必要な施設であると考えます。 ◎市民健康部長(阿波根庸伸君) おはようございます。件名4、道路行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 まず、小項目1のD4号線ファミリーマート前交差点に、矢印つき信号機の設置ができないかについてですが、同交差点は国道331号開通に伴い交通量がふえ、特に朝夕の通勤及び帰宅ラッシュ時に交通渋滞を引き起こしている状況が確認できました。それを受け、糸満警察署へ確認したところ、状況を把握しており、県警本部に既に設置要請を上申しているとの回答を受けております。 次に小項目2のD4号線と市道西崎22号線交差点の信号機設置は、糸満市警察署は、状況を確認しその必要性を検討していくとのことであります。 ◆14番(金城悟君) 質問席より再質問します。 件名1の先ほど教育長からお話があったとおり、糸満市の伝統文化のサバニについてですけれども、本市の文化財保護条例を改正するよう検討しましたかの伺いについては、3月の教育長の答弁と全く同じことですけれども、本当にこういったものを変えることによって、糸満市がサバニとかミーカガン、エーク、いろんな文化財に関しては条例を先に改正したほうがスムーズに、糸満市のよさを強調してほしいです。検討するということですのでよろしくお願いします。 イのサバニとミーカガンの市文化財に指定できませんかの答弁には、新任の部長、本当にありがとうございます。そういうことで可能ということは、すぐにでもオーケーとれるということですよね。ということは、造船、操舵、それとミーカガン製造者選定保持者もそういった形で可能ということですよね。再度お伺いします。 ◎教育委員会総務部長(湖城清君) 操舵、帆走技術についても指定できるかということでよろしいでしょうか。ミーカガンに関しては、指定は即できると思うんですけれども、操舵、帆走技術については、指定の判断は文化財保護委員会の調査、審査により判断されます。とりあえずは申請書を提出いただいて、保護委員会に諮る必要があり、そこで最終判断がなされるということで考えております。ですので、ぜひ申請手続をとっていただきたいと思います。 ◆14番(金城悟君) サバニもいいんですよね。ということはサバニとミーカガンは確実に市の有形文化財登録ということで、早目の登録をよろしくお願いします。ありがとうございます。本当にそうですよね。市長のところにも2月17日にNPOハマスーキの理事長、役員らがミーカガンとエークの寄贈がありました。昭市長は、糸満の誇りである道具を寄贈していただきお礼を述べています。本当にやってください。ありがとうございます。 それとサバニとミーカガンを市の文化財にしていました。私はこれ追加点となりますので、2020年の東京オリンピックに向けて糸満市の民俗文化財指定がサバニとミーカガンが指定されました、糸満市から。それを全世界の人たちに注目されるオリンピックで私は紹介をさせたいんです。そしてカヌーで、今、ワールドカップに出場している本市の選手がいるんです。その子は中学校時代は糸満のハーレーのこぎ手なんです。そういった方がいるんです。このサバニとミーカガンオリンピックで、またミーカガン玉城保太郎のオペレッタをオリンピックの前で、私は本当に糸満市ということをやってもらいたいんです。そういったお考えはないかちょっとお聞きしますが、いいですか。市長に答えていただけますか。 ◎教育委員会総務部長(湖城清君) 議員御提案の件ですけれども、かなりいろんな複雑な作業が出てくると思いますので、可能かどうかは調査してまいります。 ◆14番(金城悟君) 教育委員会総務部長ぜひ、あと3年あります。一つ一つクリアしてよろしくお願いします。 件名2の福祉行政。生活保護受給者が平成28年、両方合わせますと1,200名ぐらいの方がいらっしゃるわけですよね。生活保護費の受給額はお幾らですかお伺いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 生活保護費の生活扶助費は、年齢や住居、家族構成で金額が変わりますが、年齢が65歳でひとり暮らしを想定した場合に、加算なしで基準額は6万7,000円となります。住宅費の最低額が3万2,000円ですので、アパートの方は9万9,000円となります。基準以外には、障害加算や介護加算があります。 ◆14番(金城悟君) ということは、この金額の中には家賃が入っていて、トータルで9万9,000円、そのほかに、やっぱり家賃のほかに入居する場合は敷金とかがありますよね。こういったものも支給されるんですかお伺いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 入居する際の費用は生活保護費から出ます。入居の場合に、それ以外で出るのは生活扶助の一般の部分と介護扶助、医療扶助となります。 ◆14番(金城悟君) ウの有料老人ホーム施設等の違いをお聞きしたんですけれども、有料老人ホームは、要は食事の提供、入浴、そういった、いろいろこの中からということですので1点…、結局これに該当することがあれば有料老人ホームには入居が可能ということですよね。養護老人ホームには本当に環境上、経済的な理由で困窮した、貧困で65歳以上の方を入所させるんですけれども、結局入所の判定の基準というものはどういった形で有料老人ホームには入所させるかちょっとお聞きします。済みません、養護老人ホームです。申しわけない。養護老人ホームに入所の判定基準ですね。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時29分)(再開宣告午前10時29分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
    ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 先ほどお話ししたように、養護老人ホームに入る方は環境上の理由、経済的な理由の問題がある方が糸満市として措置をするという形になります。 ◆14番(金城悟君) 小項目2の高齢者についてですけれども、先ほど糸満市にも高齢者が8,000名近くいらっしゃいまして、15%ぐらいですか、この数字からいきますと。虐待が平成27年には2件で、28年にはないということで、本当にすばらしいことですよね。そういった虐待があってはならないです。しかし、孤独死ですね、この直近でいうと、先ほどの答弁では7件、大変なことですよね。孤独死ということはそういった方々の相談件数ということ、先ほどは介護保険の相談ということを言っているんですけれども、私はこの孤独死に対してあってはならないと思うんです。せっかくこれまで積み上げてきた年齢で孤独死、本当に嘆かわしいと思うんですけれども、この措置費をするに当たって、養護老人ホームにこういった方々を入所させるべきではないかと思うんです。養護老人ホームの1人当たりの措置費というんですか、生活保護者が9万9,000円、それに敷金が幾らか出るということを言っていたんですけれども、この養護老人ホームの補助額というのはお幾らですかお聞きします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 養護老人ホームの場合は、個別によって加算がありますので、正式な金額というのはありませんけれども、平成29年4月時点の実績として、1人当たり約19万2,000円を支払っております。 ◆14番(金城悟君) 老人保護措置費が20万円弱、本市から養護老人ホームに入所している方はいらっしゃいますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、5名ほど入所しております。 ◆14番(金城悟君) この入所者は、市内の5名ということですので、この5名の内訳はわかりますか。この5名がどういった形で入所措置をとられて、判定基準を設けて入所したかお聞きします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 現在、養護老人ホームへ入所している5名の方の措置理由としては、住居がなく、身寄りがない方が2名、住居がない方が2名、身寄りがない方が1名の内訳となっております。 ◆14番(金城悟君) 今、私、手元に高齢者の生活を送る養護老人ホームのパンフレットを持っているんですけれども、沖縄県には養護老人ホーム施設は幾つありますかお伺いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 先ほどお答えいたしました沖縄県内に6カ所、そのうち本島内に4カ所あります。 ◆14番(金城悟君) この県内6カ所で、本島内が4カ所、本島ということは沖縄の本島ですよね。本島の4カ所のうちに本市にある養護老人ホームはありますか伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 本市においては1カ所であります。 ◆14番(金城悟君) 先ほどの福祉部長の答弁でも養護老人ホーム施設への入居者が5名、孤独死が平成27年が7件、28年が7件、私としても今年度、平成29年度は孤独死が出ては困ります。現在の心身状況、経済状況など、ちゃんと調査をして、判定して措置に結びつけるように、本市としても養護老人ホーム施設は、先ほど必要であると答弁しているのです。本市にある養護老人ホームに私聞き取りに行ったんですけれども、50床のうち空床が24あるんです。民間企業で赤字経営ということであるんですけれども、先ほどの福祉部長の答弁では必要ということですので、消してはいけないと思うんです。これこそが本当の高齢者社会養護老人ホームが長年培ってきたソーシャルワーカー機能であり、貧困が拡大している現代社会において、24時間型の見守りと相談機能を備えた養護老人ホーム施設だと思います。本市における養護老人ホームの歴史を紹介しますと、戦後幾多の困難を乗り越えられてきた先人への感謝と敬愛の念を持って、お年寄りが希望と喜びと生きがいをみずからのうちに感じ、かつその生活を保障する場として養護老人ホームが必要という強い決意のもとに昭和48年に開設されました。開設当初には、当時の糸満市長である上原重蔵氏ほか2市の市長が理事役員を歴任、糸満市が補助金を捻出するなど、糸満市を初め、関係各位の物心両面からの御支援と御協力をしています。以来、40年以上も御利用者の処遇向上はもとより行政や関係機関と連携し、地域福祉の向上に努めています。夜間も職員が最低常駐していますから、万が一の緊急に対応してもらえることも安心材料の1つだと思います。また、年に1回地域と交流をしたり、それこそが地域密着型の施設です。私が登録している糸満市社会福祉協議会の運営、ボランティア応援センターふらっとへの物心の支援をいただき、本当に大変感謝しています。行政としても糸満市老人福祉計画第7期に向けて、県、国が認めている公共施設である養護老人ホーム施設を行政と連携してもらいたいと思います。切にお願いします。 件名3、保育行政について。市長の答弁でしたけれども、待機児童、今糸満市が平成30年にはゼロに向けて頑張っていると思います。それに対しての講座だと思いますけれども、これはさかのぼってですが、直近2年の受講者数を伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 保育士試験対策講座の受講者数は、第1回目、平成27年10月が24人、平成28年前期が41人、平成28年後期が37人、平成29年前期が36人と、定員30人を上回る希望者を受け入れております。 ◆14番(金城悟君) すごいですよね。定員が30人に対して、37人と36人。本当にすばらしいことだと思うんですよね。その保育士試験対策講座を受けて保育士の資格を取られた方はいらっしゃいますか伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 単位を少しずつとって徐々に受講しますので、平成27年10月から4回の試験を通じて9名の保育士が誕生しております。 ◆14番(金城悟君) 私が去年12月の一般質問でも待機児童のことについてお聞きしたんですけれども、部長の答弁では平成30年4月にはゼロにするということでした。この保育士試験対策講座に向けて、保育士を養成してこれからもうんと活用するようお願いいたします。 続きまして、認可外保育園に係る事業名と補助事業の名称を伺ったんですけれども、総事業費が1,221万円、先ほどの答弁でもすこやか保育事業が756万円、そういう形で予算はとられているわけですので、そういったところでとられていて、小項目3の予算増はありますかというお答えは行事費と教材費の中の1人当たり3,000円から6,000円にふやされているということですよね。本当にこういった認可保育との、認可外保育園の差がかなりありますので、そういった形で今、今定例会の民生委員会に糸満市にある認可外5保育園からも認可外保育園を利用する乳幼児の処遇改善を求める意見書案が提出されております。審議の中で各委員が提出しましょうという意見がありましたので、認可外保育施設にも認可保育園同様に待遇面等、施策を考えていただくよう市長、切にお願いします。 件名4の道路行政ですけれども、確かに、結局国道331号ということで便利にはなったんですよね。先ほども市民健康部長の答弁でも警察のほうもこれは感知して、要請しているということですので、こういうことが早目にできるように、糸満市民が苦労しているわけです、国道に出るといって。結局空港から来たお客さんはすんなり直進でいいんですけれども、市民の方々は本当に困っているわけです。今要請していることですのでお願いいたします。 小項目2のD4号線と市道西崎22号線の交差点前、これは交通事故というのは把握していますか。交差点での交通事故の件数を伺いたいと思います。 ◎市民健康部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 D4号線と西崎22号線の交差点の交通事故の件数でありますけれども、糸満警察署に確認したところ、1月から5月の間では事故がないという報告を受けております。 ◆14番(金城悟君) 事故がないと言っても、本当にここは、先ほども質問したんですけれども、ちょうど糸満漁港に入る直結道路なんですよね。そしてその通りの近くには申しわけないけれどもお寺もあって、このお寺のせいもあるんですけれども、車の量が多いんです。事故はないと言っているんですけれども、本当にゆっくりゆっくりを心がけて多分運転しているとは思うんですけれども、これは必要性を警察が何か今調べようとしていますので、そういった方向でよろしくお願いします。 一応、終わるんですけれども、教育委員会総務部長、本当にミーカガンとサバニは糸満市が誇る伝統文化財ですので、ありがとうございます。私の質問を終わります。 ◆2番(新垣勇太君) おはようございます。市民の皆さん、職員の皆さん、傍聴席の皆さんおはようございます。一般質問を始める前に、字句の訂正をお願いいたします。件名4の「糸満市公設市場について」ですが、「糸満のくらし体感施設」に字句の訂正をお願いいたします。小項目1ですね、そこのほうも「糸満市公設市場」のほうを「糸満のくらし体感施設」のほうに変更をお願いいたします。それでは私の一般質問を始めたいと思います。 件名1、教育行政について。小項目1、糸満南小学校体育館の雨漏りについて。ア、雨漏りしている場所を確認しましたか。イ、今後の対応についてお伺いします。 件名2、西崎陸上競技場・野球場の管理について。小項目1、西崎陸上競技場・野球場の芝管理について。ア、日々の芝を管理する職員の確保はできていますか。イ、人件費の予算確保の進捗状況をお伺いします。 件名3、西崎親水公園10工区の管理について。小項目1、西崎親水公園10工区の芝管理について。ア、人工芝のグラウンドにする考えはありますか。イ、西崎親水公園10工区付近の駐車場を有料駐車場にする考えはありますか。 件名4、糸満のくらし体感施設。小項目1、糸満のくらし体感施設の建てかえについて。ア、進捗状況と今後の具体的な流れをお伺いします。 件名5、民間企業からの支援について。小項目1、民間企業からの支援金・寄附金活用について。ア、民間企業からの支援金・寄附金で行った事業がありますか。イ、行った事業があればその内容もお伺いします。 それでは質問席より再質問をしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(上原昭君) 新垣勇太議員の御質問、件名4、糸満のくらし体感施設についての進捗状況と今後の具体的な流れについてお答えいたします。 進捗状況は、平成27年度に基本設計委託業務及び建設予定地の土質調査委託業務が完了しており、平成28年度には(仮称)糸満のくらし体感施設整備事業基礎調査を行っております。本年度は、賑わいのある観光拠点施設として、沖縄振興特別推進交付金、一括交付金でございますが、それを活用し、実施設計業務と用地取得を行い、平成30年度に既存施設の取り壊しと建設を予定し、平成31年度の供用開始を予定しております。なお、実施設計業務を進めるに当たり、関係機関や市場及び周辺地域代表者などで構成する外部検討委員会の意見を反映してまいりたいと考えております。 その他の御質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 新垣勇太議員、件名1、教育行政。小項目1、糸満南小学校体育館の雨漏りについて。ア及びイについてお答えいたします。 ア、雨漏りしている場所については、教頭先生の立ち会いのもと、アリーナ中央部にある屋根のトップライトの下で雨漏りがあることを確認しております。 イ、今後の対応については、雨漏り箇所の修繕は危険を伴う体育館屋根上に上がる必要があること及び防水作業は青天で行う必要があることから、梅雨明け後に体育館屋根上に上がる足場を設置した後に詳細調査の上、防水工事を行う予定であります。 ◎建設部長(徳里仁君) おはようございます。御質問、件名2、西崎陸上競技場・野球場の管理について。小項目1、芝管理について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、日々の芝を管理する職員の確保については、西崎陸上競技場・野球場を管理する糸満市都市公園西崎研修センター等管理共同企業体において、昨年10月から芝人育成事業OB職員を雇用しています。 次にイ、人件費の予算確保の進捗状況については、継続的に雇用できるよう指定管理者と調整しているところであります。 御質問、件名3、西崎親水公園10工区の管理について。小項目1、芝管理については、ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、人工芝のグラウンドにする考えについては、他市町村等の事例を調査していきたいと考えております。 次にイ、西崎親水公園10工区付近の駐車場を有料駐車場にする考えはあるかについては、今後検討してまいります。 ◎教育委員会総務部長(湖城清君) 御質問、件名5、民間企業からの支援について。小項目1、民間企業からの支援金・寄附金活用について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、民間企業からの支援金・寄附金で行った事業については、糸満市人材育成事業特別会計の文化振興事業やスポーツ振興事業の一部に活用させていただいております。 次にイ、行った事業内容については、市内小中学生が各種大会等において県代表派遣となった際にかかる費用の補助金が主なものとなっております。 ◆2番(新垣勇太君) 質問席より再質問を行いたいと思います。 件名1の小項目1、雨漏りの件ですけれども、私自身も現場のほうに足を運んで、父兄のほうから体育館のアリーナの真ん中が雨漏りしているということで、現場を見に来てほしいということで見に行ったんですけれども、本当に真ん中で、体育の授業であったり部活動に支障が出るなというのをすごく感じました。その対応的に、子供たちがバスケットの試合をしているときに1人随時そこの場について、雨がおりてきたら拭いての繰り返しをしているということを聞いて、これは本当に迅速に対応しないといけないなと思って自分も駆け寄ったんですけれども、先ほどの教育長の答弁の中で梅雨明け後にしっかり対応していきたいということですので、ぜひそこはやっていってほしいと思いますのでよろしくお願いいたします。 件名2、西崎陸上競技場・野球場の管理についてですけれども、そこで再質問します。西崎陸上競技場・野球場を今のように良好な芝の状態を保つには、今後も芝管理の専門的知識を同芝人事業OBのような人材が必要だと思いますが、いかがでしょうか。それについてお答えをお願いします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 西崎陸上競技場・野球場の適正な良好な芝管理については、プロスポーツ、アマスポーツ等のキャンプ誘致等にも大変重要なことですので、引き続き専門的知識を有している芝人事業の人材を継続雇用できるよう検討していきたいと考えています。 ◆2番(新垣勇太君) ぜひ検討していただきたいと思います。というのも、本当に何回も一般質問で言わせてもらっているんですけれども、芝は生き物なので、専門の人がいて、その人たちが管理することで保たれると思うんです。先ほど部長のほうから答弁があったように、プロスポーツ、アマスポーツを呼ぶことだけではなくて、一般市民が利用して気持ちいい場所があるということが前提だと思いますので、その中にプロスポーツ、アマスポーツを誘致するということをやっていければと思いますので、市民が使って気持ちいいようなグラウンドにしていただければと思います。ぜひ検討のほうをお願いします。先ほど人件費の確保のほうも継続的に、多分財政と調整になると思いますが、そこも含めしっかりやっていただきたいと思います。 件名3、アについて再質問いたします。西崎親水公園10工区の使用料のほうはどうなっていますか、お伺いいたします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 西崎親水公園10工区は、西崎運動公園の東側の元土地開発公社に隣接している多目的広場ですけれども、小学生等が、実は子供たちがサッカー等をして利活用している多目的広場ですけれども、使用料については無料となっております。 ◆2番(新垣勇太君) 答弁ありがとうございます。現在、無料となっているということを答弁いただいたんですが、今の現状の芝では無料で貸すことが望ましいとは思うんですけれども、逆に考えてみれば、しっかり整備した中で有料で貸すという考えにして、市として管理収入を得るということも必要となってくると思いますけれども、その中で今、那覇市が新都心公園を天然芝から人工芝に変えている状況があります。それも一括交付金を活用したと聞いているんですが、今、那覇市として新都心公園を人工芝に変えたことによって、利用者がぐんとふえて、管理収入もふえている。そこの駐車場を有料駐車場にして、私も見に行ったんですが、満車なってとめられないというぐらい流動的に動いているなというのを感じました。それを糸満市でもどこかできないかと考えた中で、一番やりやすいのかなというところが10工区の場所かと思ったのでこの提案をさせていただいたんですが、先ほど部長のほうから答弁があった中で、今後、他の市町村の事例を見ながら検討していくということだったので、今那覇市が先立ってやっているので、そこを見ながらぜひ10工区の場所を人工芝に変えることによってフットサルもできる、サッカーもできる、ましてや子供たちの運動会も含めて、保育園の運動会ができるような、レクリエーションができるような場所をつくってほしいと思います。野球場はいっぱいある中でサッカーをするところがないというのがサッカーファミリーの意見でもありますので、そこを検討して、今後、他の市町村の事例も含めて検討していただきたいと思います。また、9月にも質問すると思いますので、ぜひお願いいたします。 次に件名4、糸満のくらし体感施設の件ですけれども、もう一度、ちょっと聞き取れなかったので、具体的なスケジュール、何といいますか、委員会というんですか、連絡協議会というのをいつごろつくってというのが明確にあれば、それも含めてちょっと聞かせていただきたいというのがあるんですけれども、お願いします。 ◎経済観光部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 今年度は実施設計を行います。その中で関係機関、あるいは市場及び周辺の地域代表者で構成する外部委員会を立ち上げる予定です。時期については、まだ未定ですが、その辺の意見を踏まえて実施設計に反映していきたいと思っております。以上です。 ◆2番(新垣勇太君) その外部委員会の中に、ただ単にこの施設をつくるのではなくて、若い人が足を運んでいけるような、若い人の意見を取り入れるというのも1つ大事だと思ってくるので、そういう外部委員会の中に30代、20代なのか、40代なのかわからないんですけれども、そういう人たちも選抜して、選んでいただきたいというのが私の願いでありますので、そこのほうも御検討のほうをよろしくお願いいたします。 件名5、民間企業からの支援についてですが、先ほど岩崎基金であったり、人材育成ということでスポーツ派遣の件でやっているというのは私のほうも知ってはいたんですが、それとは別に企業版ふるさと納税という制度があるみたいですけれども、糸満市として実績はあるかどうか教えていただきたいと思います。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 本市においては、これまで企業版ふるさと納税の実績はありません。 ◆2番(新垣勇太君) 再度質問しますけれども、県内で実績がある市町村等もありましたら教えていただきたいと思います。 ◎企画開発部長(上原仁君) 沖縄県におきましても、これまでの企業版ふるさと納税の実績はございません。 ◆2番(新垣勇太君) 今、沖縄県内でも実績がないという中で、今ちょうど資料を持っているんですけれども、今まで3割軽減されていたもの、控除ですね、それが2倍になって1,000万円寄附という形にしたら600万円控除されるという、企業においても本当にメリットがある事業というか、制度だと思うので、ぜひこの制度をうまく活用して、今、糸満市に集まる財源をどうやりくりするということだけではなくて、本当によそから、お金を持っている企業から支援いただけるような仕組みを糸満市として考えないといけないと思っているんですけれども、その中で、今人材育成であったりスポーツのところも含めて支援していただいている中で、自分としては企業版ふるさと納税を、いただいた基金を、福祉も教育も含めた、特に子供のための基金として創設してほしいんですけれども、それについていかがでしょうか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時07分)(再開宣告午前11時07分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 企業版ふるさと納税で基金をつくるというような御質問でございますが、企業版ふるさと納税につきましては、直接内閣府が認定されました地域再生計画に基づく事業に、直接寄附金におきましては充当されますので、基金をつくるという趣旨にはなじまないと思います。 ◆2番(新垣勇太君) というのは、企業版ふるさと納税をしたときに、例えば企業がお金を持ってきたら、支援していただいたときに、その基金が糸満市に入るけれども、何に使われるかというのはわからないんですよね、今の現段階では。それお答え願えますか。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 企業版ふるさと納税は、先ほども申し上げましたが、直接事業、糸満市が計画した事業に、この事業に賛同した企業がその事業に寄附をするという事業でございますので、企業の寄附金はこの事業に充当されるということで一応はっきりしております。 ◆2番(新垣勇太君) であれば、この企業に対して自分らはそういう、例えば子育て世代を応援する事業として立ち上げたい。貧困の世帯を応援する事業として立ち上げたいんですけれども、企業版ふるさと納税で支援してくれないですかということで理解してよろしいですか。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 その事業の趣旨に合っていれば、内閣府が採択いたしますので、その事業の採択趣旨に合っていれば可能だと思います。 ◆2番(新垣勇太君) ありがとうございます。ぜひ、本当にお金ないない、お金ダーダーという感じに今なっているので、お金をどう集めるのかというのを考えるのも本当に大事になってくると。一番大事になってくると思っているんですけれども、その中でも市長を先頭に、議員団を含め、職員も、営業マン、糸満市のスポンサーになってもらうような。今、企業からお金をもらうようにやっていくような仕組みをとって、そこでいろんな事業をして市民が満足できるような生活をすることもひとつ手だと思うので、今までどおりずっと固定観念で行政改革をするのではなくて、新たにいろんな事業をして、お金を集めて、そこからいろんな事業展開をするというのも大事になってくると思うので、そこのほうは検討のほうをよろしくお願いいたします。 最後に、市長就任1周年まことにおめでとうございます。今後も糸満市民の健康、安全を第一に考え市政運営に取り組んでいただき、市長のほうも体には十分気をつけて、これからもよりよい糸満市をともにつくっていきましょう。これで私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございます。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時11分)(再開宣告午前11時25分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆8番(西平賀雄君) おはようございます。来週6月23日には慰霊の日でありますけれども、先立って、去る大戦でお亡くなりになられた全戦没者の皆様に哀悼の意をささげたいと思います。二度と戦争のない社会を築いていくようにいたしましょう。では、一般質問を行います。 件名1、西崎運動公園等の保安灯について。平成27年3月定例会一般質問で指摘した西崎運動公園の故障中の15基の保安灯をLED化事業で改修する旨の答弁がありましたが、一部分については改修され、安全な環境のもとで安心してジョギングができるようになったことは一定の評価をいたしたいと思います。しかし、暗くて走るには適しない場所があることを市当局も認識していながら、2年以上も放置しているところがあり、再度、質問いたします。 (1)西崎球場裏にある西崎親水公園南側の中間部分と西崎運動公園東側にあるゼロスポーツの道向かいの暗い場所のLED化の整備が約束されていたにもかかわらず、2年以上経過してもまだ整備されていない理由と、いつまでに整備するのかを伺います。 (2)サンエーV21にしざき食品館北側の交差点の横断歩道にある保安灯の移動について。ア、5メートルの近距離に併置されている国と市の保安灯のうち1基は無駄である。市の1基をこの場所より東側50メートル先にある、西崎1丁目13番地、にじのはし保育園横の交差点への移動が必要と思うがその考えはないか伺います。イ、ここに設置されている市の保安灯1基分の年間電気使用料は幾らか伺います。 件名2、兼城ハイツ1号線の整備について。(1)この市道兼城ハイツ1号線の現状をどのように認識しているか伺います。 (2)市道兼城ハイツ1号線の今後の整備計画を伺います。 (3)市道浜川線との関係も含めての整備構想はどうなっているか伺います。 件名3、糸満市立学校給食センターについて。(1)本市の学校給食の内容について市PTA等の評価はどうか伺います。 (2)給食センター職員について伺います。ア、平成20年4月、平成26年4月、平成29年4月の各時期に糸満市に在籍のあった正職員数と臨時職員数。イ、過去5年間(平成25~平成29年度)の正職員と臨時職員の年度ごとの職員定着率。 (3)今回の調理業務などの委託業者の選定方法について伺います。 (4)選定委員会の委員構成はどのようになっているか伺います。 再質問は、質問席のほうから行います。 ◎市長(上原昭君) 西平賀雄議員の件名1、西崎運動公園等の保安灯についての御質問、小項目1、親水公園南側の中間部分及び運動公園東側の暗い部分の整備についてお答えいたします。 快適な夜間の西崎運動公園外周のウオーキング利用ができるよう、平成27年度より西崎運動公園内の既設照明施設のLED化を優先的に整備してまいりました。そのため西崎親水公園の整備が後になっております。西崎親水公園南側については、平成29年度、防犯灯、防犯カメラ等緊急整備事業で防犯灯5基を整備する予定となっております。また、運動公園東側について、他の事業導入も含めて関係部署と検討してまいります。 その他の質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 西平賀雄議員御質問、件名3、糸満市立学校給食センターについて。小項目1、市PTA等の評価はどうかについてお答えいたします。 学校給食の評価については、保護者から栄養士が栄養面を考慮しながら工夫されたメニューを作成してあるとの評価を得ております。また、子供たちからも美味しいとの評判を受けております。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名1、西崎運動公園等の保安灯について。小項目2、サンエーV21にしざき食品館北側の交差点にある道路照明灯の移動。ア及びイについてお答えいたします。 ア、近距離に併置されている国と市の道路照明灯の移設については、現場を確認したところ、国道バイパス工事に伴う道路照明灯と市道の道路照明灯が近距離にあります。今後、照度等の確認を行い、支障がなければ周辺交差点への移動可能か検討してまいります。 次にイ、道路照明灯1基の年間電気使用料については、年間約8,800円であります。 御質問、件名2、兼城ハイツ1号線の整備について。小項目1から3までについて順にお答えをいたします。小項目1、この路線の現状はどのように認識しているかについては、道路の老朽化に伴い、ひび割れ等の修繕を幾度となく行っている状況であります。また、県道那覇糸満線からの西崎方面への迂回路として、最近では交通量もふえ、重要な路線だと認識しております。 小項目2、兼城ハイツ1号線の今後の整備計画については、地域住民の意見を聞き、本市の財政状況や現在整備を進めている路線の進捗状況等を確認しながら検討してまいります。 小項目3、市道浜川線との関係を含めての整備構想はどうなっているかについてお答えいたします。現在、市道浜川線についても整備計画はありません。しかし、糸満市都市計画街路網として都市計画決定され、同市道と一部区間を重複し、県道認定された糸満具志頭線においては、沖縄県において今後整備が検討されているため、市としては沖縄県に対し、早期整備の要望を行っているところであります。つきましては、同県道が、県道豊見城糸満線、旧国道331号ですが、その兼城交差点より兼城ハイツ向けに市道浜川線と一部区間を重複していることから、今後も早期整備に向け根強く要望していきたいと考えております。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 御質問、件名3、糸満市立学校給食センターについて。小項目2、給食センターの職員について。ア、糸満市在住の正職員数と臨時職員数については、平成20年4月現在の正職員が12名、臨時職員が19名、平成26年4月には正職員が9名、臨時職員が23名、平成29年4月は正職員が8名、臨時職員が24名でございます。 イ、平成25年から平成29年までの正職員と臨時職員の定着率につきましては、平成25年が89%、平成26年が68%、平成27年が69%、平成28年が74%、平成29年は80%でございます。 小項目3、委託業者の選定方法については、糸満市立学校給食センター調理業務等委託業者選定委員会設置要綱を策定し、要綱に基づき選定委員会を設置後、募集要項を作成いたしました。次に市広報紙やホームページで委託業者の募集を行いました。今後は、選定委員会で書類審査、プレゼンテーション審査を行い、最優秀提案事業者を決定いたします。 小項目4、選定委員会の委員構成については、保護者、学校長、教頭、給食主任、栄養職員、糸満市市長部局職員、教育委員会職員で構成しております。 ◆8番(西平賀雄君) では、質問席から再質問を行います。 件名1の西崎運動公園の保安灯については、先ほど市長のほうから御答弁がございましたけれども、平成29年度で対応するということでしたので、大変うれしく思います。ぜひ早目に設置をしていただきたいと思います。この箇所については、非常に暗くて、私も以前はこの運動公園の周辺をジョギングしていたわけですけれども、非常に暗いと。車が通らないときは真っ暗な状態のときがある。そこで無灯火の自転車と出くわしたこともあるし、大型犬を引いて歩いている人と出くわしたこともあって、私の場合、障がいの子と一緒に歩いているものですから、非常に怖がったり、びっくりしたことがあったわけです。結構、夕暮れ時から夜の9時半ぐらいまでかなりの方々がここからウオーキングをしていますので、ぜひ暗い場所については早目に整備をしていただきたいと思います。スポーツロッジ前の件については、ほかの事業がないかどうか検討するということでありますけれども、今回、LED事業がかなり前年度から進められておりますけれども、この場所については、北側の駐車場のほうまでは電気は来ているわけですので、工夫次第によって1灯ぐらいはつけられると思うんですね。ぜひ、前向きに検討していただきたいと思います。それから私は今、ここではジョギングをしていないんですけれども、次の小項目2であります西崎の1丁目と2丁目の間の道路をサンエー食品館の前から東のほうにロッテリアの前までを回って歩くコースに切りかえているわけですけれども、西崎運動公園からここに移ってこられている方々も結構いらっしゃいます。その方々からも西崎は早目に整備をしていただきたいということがありましたので今回取り上げた次第であります。ぜひ早目に、明るい環境のいいところでジョギングができるようにしていただきたいと思います。そのほうが市民の健康増進にもつながると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 それから小項目2のサンエーV21にしざき食品館前の保安灯、担当部署は誘導灯というふうに言っていましたけれども、照度ですか、明かりを検討してどうするかを決めたいということを言っているわけですけれども、これが市のものが先に設置されて、その後の国道整備によって国道がたしか立っていると思うんですけれども、本当に5メートルぐらいしか離れていなくて、無駄な保安灯だと私は理解しております。それで、先ほど申し上げましたように、50メートル東側のほうの交差点、ここにつけてほしいということをなぜ申したかといいますと、ここは非常に事故が多い。過去に死亡事故も発生しておりますので、そこに移動してほしいということを申し上げているわけですけれども、どうですか、担当部長、もう一度お答えいただきたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、御指摘の東側の50メートル行ったところの交差点、あそこの交差点についても確かに現場確認したら暗いような状況ではありました。以前に事故もあって、東側から来た場合に、そこに夕方などは例えば西日に当たって、事故が起こったという、過去にそういう事例もありました。横断歩道も4カ所ありますので、現場を確認して検討させていただきたいと思います。 ◆8番(西平賀雄君) 部長ありがとうございます。この場所は、過去に死亡事故が発生しているし、それ以外の事故もかなりある場所なんですよね。そしてこの交差点の周囲には保育園が去年から建っているし、それから学童保育も角にあります。それから空手の道場もあって、ここに通っている子供たちがかなり多いんです。なぜここに移してほしいと申し上げるかといいますと、先ほど部長は夕暮れ時の、西日のきついあれで事故が起こるということも言っていますけれども、冬場もですね、日が早く暮れますので、保育園とか児童館、ここに通っている子供たちが結構多いものですから、非常に事故が怖い、また近くには特別支援学校もありまして、ここの横断歩道を渡って帰る子もいますので、ぜひ前向きに検討いただきたいと思います。次に移ります。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時47分)(再開宣告午前11時47分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆8番(西平賀雄君) 次に件名2、兼城ハイツ1号線の整備について聞きますけれども、道路については、ひび割れ等があって補修をしているという答弁がございましたけれども、この道路は県道那覇糸満線、旧県道82号線ですか、座波から潮平におりてくる道、これからハイツ1号線に入ってきて、この西崎におりてくる道路になるわけですけれども、非常に交通量が多い、座波、賀数、あるいは与座、豊原あたりから西崎におりてくる場合、この道を利用している方が結構いるわけです。本当にそういう意味では、非常に主要幹線だと私は理解しているわけですけれども、県道82号線、潮平座波間が今後県道として整備がされる可能性があるかどうかお伺いいたします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 旧県道82号線、現在、那覇糸満線、潮平から、真ん中から通って座波に行く道路だと思いますけれども、沖縄県に道路整備があるかどうかの確認は今のところできておりません。 ◆8番(西平賀雄君) 先々月でしたか、都計審の中でこの82号線は南山病院から西崎におりてくる道路ですね、これに変わっているので、これは今言った道路については市道に格下げをしていくという声もあったわけですが、いずれにしましても市道に格下げされるんであれば、早目にこれをやってもらって、市道としてまた整備をやっていくという方向も考えていかないと、主要幹線が、先ほど言った兼城ハイツ1号線が非常に主要になっておりますので、この整備を早目にしていかないといけないと。私は、オートバイでよくここを通っているわけですけれども、道が傾斜の部分もあるし、割れているところも結構ありますし、下水道のふたも結構あって、かなり危険な箇所なんです。せんだってはここで正面衝突事故もあったと聞いておりますので、道路狭隘も非常に狭いところですから、今後この幹線が非常に重要になってくると思いますので、市のほうとしてもぜひ前向きに整備を検討していただきたいと思います。市道浜川線との関係も出てきますけれども、市道浜川線については、今阿波根兼城線の整備が始まってきているわけです。この浜川線のほうではカインズの東側あたりでラウンドアバウトの話も都計審の中ではありましたけれども、そういうものを先にするよりはやはり兼城ハイツ1号線の整備というのは、私は優先すべきではないかと思っておりますので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。それでは休憩をお願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時52分)(再開宣告午前11時52分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆8番(西平賀雄君) それでは、学校給食センターについてお伺いいたしますけれども、部長のほうから職員の件についてお答えがございましたけれども、私もこの資料を一応いただきましたけれども、それを見ますと、平成20年から今日まで比較してくると、平成20年の正職員数が12名、現在8名と、4名減っているわけですね。この4名というのは、正職員が補充されているのかどうかお伺いします。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 再質問にお答えいたします。 正職員は16名という枠がありますので、それだけ補充されております。 ◆8番(西平賀雄君) 16名全員埋められているということですけれども、ということは、糸満市の方が減っているということでよろしいですか。再度、答弁お願いします。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 再質問にお答えします。 糸満市出身の正社員が平成20年にたしか12名いて、今回は8名ということですので、減少しているということになります。 ◆8番(西平賀雄君) この減ったという方々というのは、定年でやめられたんでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 個々人の情報までは得ておりませんが、事業所の説明によると、関連する他市町村の事業所に異動して、また異動した分については他市町村から来ているという情報は得ております。 ◆8番(西平賀雄君) それじゃあ、平成20年時点は賃金職員がかなりおりましたけれども、これには賃金職員が全くなくてパートになっておりますけれども、この辺の変化は御存じでしたらお答えいただきたいと思います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時55分)(再開宣告午前11時59分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 再質問にお答えいたします。 その前に、先ほどの答弁の訂正もいたしたいと思います。先ほど私は、平成20年4月の正職員が12名、臨時職員が19名と答えましたが、臨時職員ではなくて、平成20年当初から事業所はパートということになっているそうです。ですので、パート職員が平成20年も19名、平成29年も同じくパート職員が24名でございます。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時59分)(再開宣告午後0時00分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆8番(西平賀雄君) それとパート職員ですね、全体の合計から割り引いてくるとパート職員でも市内の方々というのは市外からいらっしゃる方々とほぼ半々ぐらいしかいない状態ですけれども、そのとおりでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 再質問にお答えいたします。 まず平成20年度に正職員もパート職員も含めて43名中31名、つまり78%が市内在住です。それから平成29年度は正職員とパートを含めて71.1%が市内在住ということで、初期の狙いといいますか、民間雇用拡大につながる活性化については維持されていると思います。 ◆8番(西平賀雄君) 民間委託をするときに、できるだけ地元の方々を使っていただくということが条件だったと思うんです。これがどんどん市外の方々がふえてきているということが言えると私は思います。地元の方々が給食センターで働くことによって、自分の子や孫たちが、自分たちがつくった給食をいただくということで頑張りも出てくると思うんですけれども、どんどん市外の方々が入ってくると、この考え方も薄れてくると思いますので、ぜひ市内の方々を多く雇うように、これを業者に言ったことがあるかどうかお伺いいたします。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 再質問にお答えいたします。 先ほど議員のほうから、当初より徐々に市外の方がふえているんじゃないかという認識でしたけれども、教育委員会の認識としましては、先ほど申しましたとおり当初市内の方が72.8%、現在は71.1%が市在住でありますので、徐々に減っているという認識はありません。しかし、今後とも選定された業者に関しては、できるだけ市内を雇用してもらえるよう協力依頼はしていきたいと思います。 ◆8番(西平賀雄君) ぜひ、地元の方々が多く雇用されるように検討していただきたいと思います。では、次に移ります。 選定委員会の委員構成についてですが、先ほど部長のほうから選定委員会のメンバーをお聞きしましたけれども、教育委員会関係の方々が非常に多いなというのを私は感じましたけれども、私はぜひ一部入れかえていただけないかというのがあるわけです。それはなぜかといいますと、給食センターについては、約10年前ですか、平成19年ぐらいだったと思いますけれども、糸満市の行政改革大綱の名のもとに民間委託をしているわけなんです。ですからこの選定委員会の中に行政の総務部長とかも入っていますけれども、むしろ私は総務部長よりは企画開発部長あたりを入れていくべきではないかと思います。どうでしょうか、その辺の入れかえは検討する考えはありませんか。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 議員の再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、平成19年度と平成24年度にもこの選定委員会を設置していますが、平成19年には、そのときには市の職員の調理長もその選定委員に入っていましたが、その後は抜けて、平成24年度と同じ設置要綱に基づいて、構成員でもって今回も行っています。そして平成24年にも適正な選定が行われていると理解しておりますが、委員の御意見も参考にしながら検討すべきところは検討していきたいと思います。 ◆8番(西平賀雄君) ぜひお願いしたいと思います。それとまだですね、私は行政側だけでこれを判断するのではなく、PTAの会長も入ってはおりますけれども、私はもっとですね、例えば給食センターOBを入れるとか、そういう配慮もしたほうが本当に公正、公平な業者選定ができるのではないかと思いますので、ぜひ検討してほしいと思います。それと学校給食の場合、過去O-157ですか、そういう問題もありましたので、特に衛生関係が重視されますので、行政においてはその分野の部長も入れるとか、その辺をぜひ御検討をいただきたいと思います。休憩をお願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時07分)(再開宣告午後0時07分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆8番(西平賀雄君) 今回、3度目の業者選定が行われるわけですけれども、実は前回、5年前の選定のときに事実かどうかはわかりませんけれども、よからぬ話が耳に入っております。決してそういうことは私はなかったと思うんですけれども、火のない所に煙は立たないということわざもあるとおり、そういうふうなものが聞かれるということは、前回ある大物政治家がかかわったのではないかという声もありましたので、ぜひそういうことがないように、私が先ほど申し上げた選定委員会も公正、公平でやるために民間のほうからも多く入れてやるべきだというのはそこなんですね。行政だけでやっていくと得てしてそういう形になっていく傾向がありますので、ぜひその選定委員会、もう一度御検討いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(金城毅君) 再質問にお答えいたします。 議員の御提案も参考にしながら今後については検討していきたいと思います。 ◆8番(西平賀雄君) 最後になりますけれども、今回の業者の選定は決定するのは教育長になろうかと思いますけれども、今、国においてはけさの新聞にも大きく出ていますけれども、加計学園の問題でですね、あれだけ調査をしないと言っていたのが、きょうの新聞でも調査をやっていくということが、結果が明確に出てきているわけです。そういう形で前に言ったこととかなり変わってきているんですけれども、加計学園問題では総理の御意向であるとか、官邸の最高レベルが言っているとか、そういうことでかなりマスコミを賑わしたわけですけれども、ぜひそういうことがないようにやっていただきたい。糸満市でもこういうことがあってはいけないことですので、今回の選定に当たってもぜひ適正に、公平、公正にやっていただきたいと思います。 ぜひそれをお願いしまして、一般質問を終わりたいと思います。大変ありがとうございました。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時10分)(再開宣告午後1時30分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆12番(喜納正治君) 皆さんこんにちは。食事の後は大変眠い時間だと思いますが、しばらくの間おつき合いください。さて、皆さん、きのうの朝、共謀罪という法律が国会で可決されました。本当に残念でなりません。これから戦前に逆戻りするような、また体制になるんじゃないかなというふうに危惧しているところであります。そして、また一番平和を希求していた大田昌秀先生も亡くなりました。御承知のように、大田昌秀さんは、去る大戦で摩文仁のほうで九死に一生を得てということで、平和こそ何よりも福祉はないんだということで平和運動を一生懸命やっておりました。そしてまた一番悲惨な戦争を体験した糸満市のためには何ができるんだろうと一生懸命糸満市のためにもやってもらいました。御承知のように、初めての県知事選挙には全国植樹祭、その前の知事は北明治山に木を切って向こうで全国植樹祭をするんだと言っておりましたが、大田昌秀さんが知事になったときに、木のないところに木を植えるのが植樹祭なんだということで糸満に決定をしてくれました。また、糸満には犠牲になった多くの人、日本国民ばかりじゃなくて、いろんな方の名前を、犠牲になった人の名前を平和の礎というものに刻印をしております。本当に大変な事業をやってもらいました。私は、昌秀さんが知事になる前の日程担当をやっておりましたから、一緒にいろんなことを、あっちこっちを回ってまいりましたけれども、本当に平和というものの大切さを何度も言っておりました。私もそのように尊敬している政治家で、彼を尊敬している政治家でありますし、またこの糸満市に国連平和研究センターをつくっていこうという思いを持っておりましたが、残念なことに知事を落選して、それができなかったことを残念に思います。きのうの告別式は、私は参加できなかったので、私のかわりに女房に告別式に行くように言いましたが、本当に多くの方が告別式に参加して、道が混雑して通れなかったというふうに言っておりました。本当に多くの皆さんにも愛されながら、特に沖縄県民のために一番働いてくれた大田昌秀さんではないかと思いながら一般質問を行っていきたいと思います。 さて、今回一般質問を行うのは、件名1、防災拠点施設及び防災連絡用道路整備事業についてであります。小項目1、防災拠点施設の進捗状況をお伺いします。ア、建物の完成と引き渡し時期は何月ごろになりますか。イ、防災拠点でありますから食料品の備蓄はいつごろになりますか。また、何品ぐらい検討していますか。ウ、放送器具はどのようなものになりますか。現在の放送施設は旧式であまり遠くまでは聞こえません。現況は、真栄平にいながら隣の部落の放送が聞こえる状況です。防災拠点施設ですから、できるだけ多くの人に「情報」を伝える必要があると思います。よって遠くまではっきりと届くような放送器具でなければならないと思います。真栄平からの要望を受ける考えはありますか。 小項目2、防災拠点施設との連絡道路整備についてお伺いします。ア、その進捗状況をお伺いします。イ、これは法務省との約束で平成29年度末までの完成が必要だと思いますが、その件もあわせてどうなっているかお伺いいたます。ウ、少年院及び女子学園の職員も宿泊施設が完成され、真栄平区民になるとのことでありますから、早期の整備が必要と思われますがどう考えていますかお伺いします。エ、完成した道路は白線を引いていますが、地域の方々の意見も取り入れる必要があると思いますがどうですか。 件名2、道路行政と交通安全についてお伺いします。小項目1、県道糸満具志頭線が7月に開通するとのことですが、交通安全対策はされていますか。例えば、優先道路であった字国吉から照屋に通る道路が糸満具志頭線が開通すると糸満具志頭線と外かく線が優先道路になります。今までの優先道路が逆になるので事故が発生する可能性があります。事故を未然に防止するためにも、開通に間に合わせて真謝原市営住宅前交差点に信号機を設置する必要があると思いますがどうですか。また、照屋のフレンドハウス弁当店前の交差点の信号でも、大里市営住宅前から来てロータリー方面に行く車も左折ができなくなると聞きましたが、その件を早目に地域の方々や多くの市民、県民に知らせる必要があると思いますがどうですか。 件名3、過疎化対策について。小項目1、御案内のように農村地域、とりわけ三和地区では予想をはるかに超える過疎化が進行しています。小学校の児童生徒も減っています。私の住んでいる真栄平では伝統行事さえも若者が少なく継続できない状況であります。真栄平には外国からの農業手伝いの方々が40人ほどいますので、その外国人を雇っている方に協力願いをして行事に参加してもらってどうにか去年までは行事も済ませましたが、ことしからはどうしようもありません。しかしながら字外から農業をしに通っている若者もいます。そこで伺います。過疎化をとめるために各字に公営団地を建設して、過疎化をなくす方法も必要だと思いますがどうでしょうか。また、当局が過疎化をなくすよい方法がありましたらお聞かせいただきたいと思います。 以上で演壇からの質問を終わり、あとは質問席から再質問します。 ◎市長(上原昭君) 喜納正治議員の件名3、過疎化対策について。公営団地建設や三和地区の過疎化をなくす方法についてお答えいたします。 公営団地建設については、今年度、糸満市住宅実態調査業務により農村部への新たな住宅建設について計画してまいります。主な概要といたしましては、三和地区を対象とした小学校区単位でのアンケート調査や住民説明会、ワークショップ方式等による話し合いの場を設け、市営住宅の新設計画に係る合意形成に努めるとともに、本市のパブリックコメント手続要綱に基づき、事前に案を公表して意見を募り、集まった意見を考慮しながら建設計画等を策定していきます。また過疎化抑制に対する方法の1つとしては、土地利用の観点では平成13年度における都市計画法の改正を受け、平成24年10月と平成26年5月に、三和地域の全ての集落が自己用住宅立地緩和区域に指定され、自己用住宅であれば誰でも開発許可が可能となったことから過疎化抑制の1つになればと期待しております。 その他の御質問については、関係部長から答弁させます。 ◎企画開発部長(上原仁君) 御質問、件名1、防災拠点施設及び防災連絡用道路整備事業について。小項目1、防災拠点施設の進捗状況について。ア、建物の完成と引き渡し時期についてお答えいたします。 防災拠点施設の完成は平成29年10月末で、11月末引き渡しを予定しています。 次にイ、食料品の備蓄の時期、品数については、防災拠点施設の引き渡しの時期に1,800食の御飯と飲料水の備蓄を整える予定です。 次にウ、放送器具はどのようなもので、真栄平の要望を受ける考えがあるかについて。集落内の放送設備については、現在、防災拠点施設建設のため、一時的にもとの位置から移動しているスピーカーがあり、集落内で放送が聞こえにくい地域があるとの話を聞いています。集落内放送のスピーカーについては、建設工事の中で工事前に近い状態に回復する予定になっています。その上で、まだ聞こえにくい地域が残るようであれば、放送器具のさらなる充実に向けて検討したいと考えています。 小項目2、防災連絡用道路整備について。ア、進捗状況についてお答えいたします。防災連絡用道路の整備につきましては、平成30年3月末完成に向け事業を進めております。 次にイ、法務省との約束では平成29年度末までの完成が必要だがどうなっているかについては、議員の御指摘どおり、法務省との協定で平成29年度末までに完成させることになっており、その期間内での完了に向け事業執行に努めているところです。 次にウ、少年院及び女子学園の職員の宿泊施設が建設され、早期の整備が必要だが、どう考えているかについてお答えいたします。現在の区民に加え、少年院及び女子学園の職員も防災拠点施設及び防災等連絡道路を使用することになるため、早期に整備する必要がありますので、平成29年度中の完成に向け事業執行に努めております。 最後にエ、完成した道路の白線を地域の意見も取り入れる必要があるがどうかについてお答えいたします。現在、予定されている区画線等は、平成27年に道路法第95条の2第1項による沖縄県警察本部との協議に基づき計画されております。しかし、地域の方々からその内容の変更を求める意見も出ていることから、市としては、地域の方々の安全性を確保しながら利便性を高める方法があるかということについて検討しているところでありますので、今しばらくお時間をいただきたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名2、道路行政と交通安全について。小項目1、県道糸満具志頭線の開通に伴う交通安全対策についてお答えいたします。 県道糸満具志頭線は、平成15年度から事業着手し、平成29年7月5日に供用開始、開通に向け、沖縄県と調整しております。真謝原市営住宅前交差点におきましては、県道糸満具志頭線及び市道外かく線が優先道路となります。信号機を設置する必要性については、警察本部のほうから供用開始当初は交通量の経過観測を行い、その後、信号機を設置するか検討すると聞いております。交通安全対策としては、路面に停止線及び止まれの標示と標識の設置、滑りどめ舗装、優先道路の事前表示看板の設置、糸満市広報紙及びホームページへの掲載を行います。また、供用開始までに地域住民説明会を開催することで沖縄県と事務調整を行っております。 次に照屋のフレンドハウス弁当店前の交差点につきましては、5差路の交差点取りつけになることから、警察本部との交差点協議において、大里市営住宅方面から来る車両は交通安全上の理由から交差点手前で県道糸満具志頭線に取りつけて左折で制御するよう指導があったと聞いております。また、利用する地域市民等が混乱しないように事前表示看板の設置や供用開始に向けての地域住民説明会を開催することで沖縄県と調整をしております。 ◆12番(喜納正治君) 質問席より再質問いたします。 今、防災拠点施設のスピーカー、放送施設、これが旧式のもので余り遠くまで聞こえないということであります。実は、このスピーカーは部落の周囲まで線で持っていっておりますが、この近くの人は公民館のほうから聞こえるのと、周囲から聞こえるのと、ダブって聞き取れないと。音がダブるというんですか、ハウリングというんですか、それで聞こえないと。だからどうにかできないかということで、先日、区長と一緒にいろいろ調べたら、豊見城の長堂にいいスピーカーがあって、それをつけたら全部聞こえるんじゃないかということで見に行きました。そうしたらスピーカーから流される、あの筒というんですか、あれの長さ2メートルぐらいのものだったら遠くまで届くということで、ああいうのを4つぐらい、あるいは幾つかつけられる方法はないかと。そうしたら真栄平は…、防災拠点施設ですから、畑にいようともどこにいようとも聞こえるようにやってもらいたい。実は真栄平の防災無線というんですか、あれだって聞こえないわけです。近くの人はうるさくて、遠くまでは余り聞こえないということでありますけど、それと違ったいい方法をやってもらいたい。長堂の放送施設は中まで音を聞くことはできなかったんですが、大変上等でしたので、そういうものに変える考えはないですか。これを今取りつけて、だめだったら変えるということではなくて、初めから変えておくという考えをやっていただきたいと思いますがどうですか。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、今スピーカーの位置につきましては、もともとあった位置から、工事に支障があるということで仮設的に移動して設置しておりまして、今現在、聞こえない地域があるというのは認識しておりまして、公民館が完成いたしまして、公民館の上に設置、既存の今まであるものを設置して、そこら辺で調査いたしまして、それでも聞こえないという地域がありましたら、議員がおっしゃるように新たなものか、あるいは増設して対応できるのかも含めて検討してまいりたいと思います。 ◆12番(喜納正治君) 以前も聞こえなかったということなんです。だから今言いましたように、部落の外れに置いてあったんですが、ハウリングしておかしい聞こえ方をするから、もう公民館の上にきちんと調整、あるいは公民館のほうで、1カ所で調整して全部に聞こえるようにやってもらいたいということなんです。今が聞こえないというわけではないですよ。以前からそうだったから、せっかくだから新しいものに変えてもらいたいということを言っているんです。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 以前から聞こえなかったということでございますけれども、そこら辺も含めて地域の要望に添えるように検討していきたいと思います。 ◆12番(喜納正治君) ぜひやっていただきたいと思います。実は私たちもわからなかったんです。聞こえないのが普通だと思っていた。新垣のものは聞こえるけど、これは風向きかなと思ってはいたんですが、そうではないと、専門家から聞いたら。このこれのつくり方も悪いし、アンプも小さいから変えるべきだというふうに、専門家も呼んで意見を聞いたらそうだということでありますので、そうやっていただきたい。それと公民館の中の放送施設、それも設計を見たら悪いほう…、悪いといえば、ようやく中で聞こえればいいという、音は関係なく、何といいますか、質も関係なく聞こえればいいというようなものになっているから、もうちょっといいものをつけたいということを工程会議の場で申し上げておりますが、それもきちんと意見を聞いてください。以上。 次は防災拠点施設の連絡道路についてですが、今、真栄平のあっちこっちは…、あっちこっちというより使って完成しているところがあります。本当に幅員も大きくなってすばらしいものになって感謝しているんですが、ただ、線引き…、それがちょっとおかしいんじゃないかと。この線引きをやって、またこの中に交通安全のためにポールも立てると、ここに曲がらないようにポールも立てるという言い方をしていたものだから、この白線で引いたときにきちんとしたペンキではなくて、引いたときに真栄平の住民がそれを見て、ちょうど真栄平の常会の前の日に引いているのを見て、区民からおかしいやり方でつくるんですかと。わざわざ道路を拡張して、またポール立てて小さくするんですかという、公民館で総会の場でそういう意見があって、線引くところに行って聞いたら、警察の許可がそうじゃないと下りないと。せっかく道を大きくつくって、今度はポール立てて小さくするというようなばかなやり方があるかということで、じゃあ、真栄平の意見じゃないからもとの道にしてほしいと。これだったら余計、もとの道より危険になるからということで一応ポール立てるのはやめてもらったんですが、あと線引きもそのように真栄平の意見を聞いてやっていただきたいと思います。それと平成30年3月末に引き渡しと言っておりますが、そのときに防災拠点ですから、この道路の全部とは言いませんが、危険だなというところには外灯もつくってもらいたい。ただ、それも真栄平の区民と相談をしていただきたいと思います。実は農村地域ですから、外灯を立てるとそこがナーベーラー畑に花が咲かなくなったり、ホウレンソウが収穫できなくなったり、野菜によってありますから、この地域は真栄平と相談して立てていただきたいとお願いしたいと思います。それはきちんとやっていただきたい。その件、外灯をきちんと立ててやるかどうかお願いします。 ◎企画開発部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるとおり、農作物等の影響も考えられますけれども、なるべく地域の要望に添えるように検討してまいりたいと考えております。 ◆12番(喜納正治君) 件名2の道路行政と交通安全についてお伺いします。 今、国吉からおりてきて照屋に行く真っすぐな道が優先道路なんですよね、今。そしてその道路が7月5日からここが優先ではなくなって、新しい開通される道が優先になってしまう。真っすぐ、きのうまでこっちが優先で通っていたのに、あしたからここが止まれになってしまうという、そういうことで事故が起きないということはおかしいです。警察は、いろいろ調べてみて、開通してからどうなのかということを調べると言っておりますが、実は私、その道路の件で伊原山城線、あの道路の交差点も危険だから早目に信号機をつけてほしいと言ったら、きちんと対策をしているから危険ではないという答弁が返ってきて、2週間ぐらい後に死亡事故です。そしてまた国吉の神谷製材所の交差点も、ここも木を切ってきちんとやらなければ危険ですよと一般質問をして、それもきちんと交通安全対策とわかるようにしたとも書いてあるし、白線も引いているから危険ではないという言い方をやっていたんですが、それも二、三カ月たったら死亡事故です。ですから人が死なないと直さないのかというのが、誰が考えても危険というのがわかるんだったら前もって直す必要があると思いますが、いかがですか。もう信号機を早目につけさせるということを思っておりますが、どうですか。市長、これは市長からも警察に言って、早速信号機を建設するように言ってもらえないですか。 ◎建設部長(徳里仁君) 議員の再質問にお答えいたします。 道路の優先道路が変わるということで、地域住民も不安に思っていると思いますけれども、沖縄県と警察本部との協議の中で、当面、交通量の経過観測を行いながらやるというふうに沖縄県から連絡をいただいておりますけれども、市としては、県に対して、こういう変化に対して事前に自治会、また住民に説明を求めているところでございます。供用開始7月5日までには事前説明会、住民説明会をやるということで今県のほうと進めているところでございます。 ◆12番(喜納正治君) 実は、これ地域の人たちだけが利用するわけではないんです。やっぱり向こうで亡くなった人も、糸満市以外の人が亡くなっているんですよ、たまに通る人が亡くなるんです。1年前まではここが優先だから優先だと思う、あるいはここは大丈夫だと思って通る、沖縄県民全体あるいはレンタカーに乗ってくる県外の人だって通るんです。どう考えても地域の人たちだけなく、多くの人が通るから地域の人に説明会をやっても地域の人は何度もこの辺にスピーカーで流しておけばわかるかもしれませんが、遠くから来た人はわかるはずがないわけです。だからどうしても信号機が必要。あの伊原の件もそうだし、この国吉の件もそうです。警察も、当局も大丈夫、安全対策をやっていますと言いながら死亡事故です。このもしこういう事故が起きたときに、誰が責任を持ちますか、お聞きします。県がきちんと責任を持って賠償金も全て払うのかどうか。そのぐらいの気持ちがないと安全とは言えないですよ、この地域は。どうですか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 当地域の交通安全対策として、引き続き信号機の要請もやっていくということで、沖縄県、それから警察本部のほうにも信号機の設置も要請していきたいと考えております。 ◆12番(喜納正治君) ぜひ開通までに信号機を設置していただきたいと思います。人が死ななければつくらないという、これが慣例になってしまわないようにお願いしたいと思います。本当に2カ所とも何度も私は一般質問をして、その後に交通事故、人が死んだからすぐ信号機が立ちました。国吉の交差点も人が死んだからすぐ木を全部切ってしまいました。その前に、交通事故がないうちにきちんと対策をとってほしいときには大丈夫、大丈夫といって、きちんと早目の対策をやっていただきたい。あの交差点は、交差点自体もおかしいんです。両方から来るの、ちょっと上がって、上って、見えにくいような交差点、真謝原団地の交差点ですよ、そうなっていますからきちんとやっていただきたい。そしてもう1つは、照屋のフレンドハウス弁当店前のところも、あれは人が死ぬはずはないはずですから、地域説明会でいいんですが、ぜひそれもわかるようにやっていただきたい。かえって今、道が便利になったかなと思ったら遠回りさせられるような道のつくり方で、左折できなくなる。向こうから来てロータリーに行けないという、かえってまた、迂回してからロータリーに行くというようなやり方になるという話を聞いていますから、それはもう人が死なないからいいわけよ。ぜひ交通安全対策をきちんとやっていただきたいと思います。 そして次に過疎化対策でありますが、ぜひですね、市長、農村部に、若者は家がつくれないから来ないだけではないんです。農村地域がとっても不便になっている、今。真栄平のことを言いますと、綱引きもつくれない、綱引きはつくるのはどうにかなりますが、70歳になるおじいさん、おばあさんが出てきてつくるのは、綱はつくれるんですが、もう持てない、回せない、引くときには多くの人が来て引きますが、行事さえできなくなるような状況ですから、ぜひ市長、新しくなった市長がよく考えて、農村地域も活性化しているなというふうにしてくださいね。私たち農村は、本当に人がいなくなるということが大変ですから、よろしくお願いします。先ほどの答弁を聞いたらとってもいい対策をつくって農村、とりわけ三和地域にも市営団地をつくっていくという計画があると聞きましたのでほっとしています。 ぜひ、よろしくお願いして私の一般質問を終わります。以上です。
    ◆6番(玉村清君) 本日の最後の一般質問者であります。よろしくお願いいたします。一般質問を行います。 防犯灯・防犯カメラ等緊急整備事業は、昨年発生した元アメリカ海兵隊員の軍属による暴行殺人事件により、国の補助による整備事業が1月に周知され、2月に説明会、そして4月には交付決定されたと新聞報道がありました。最近、殺人事件、誘拐事件、いろんな事件、事故がありますが、防犯カメラの果たす役割は大変大きなものがあります。学校周辺、人が集まる場所に防犯カメラを設置してほしいと思います。また、保護規定とか内規条例の制定を早目に進めてください。件名1、防犯灯・防犯カメラ等緊急整備事業についてお伺いいたします。3月定例会でも質問しましたが、新屋敷自治会区域には防犯灯の設置をやってほしい場所が何カ所かあります。小学校の裏側、中学校の前、糸満高校の裏側など、通学路で暗い場所があります。そこでお伺いいたします。小項目1、防犯灯について。ア、防犯灯の今回の設置総数は何基ですか。イ、新屋敷区自治会内に幼稚園・小学校・中学校・高校・児童館がありますが、その周辺に防犯灯の設置計画はありますか。ウ、新屋敷区自治会内には何基設置する予定ですか、お伺いいたします。エ、防犯灯設置場所について各自治会と話し合いを持つ計画はありますか。オ、防犯灯の維持管理はどこになりますか。 小項目2、防犯カメラについて。ア、防犯カメラの当初の設置予定81台が23台に変更になった理由をお伺いいたします。イ、防犯カメラ1台の値段はお幾らを予定していますか。ウ、防犯カメラの維持管理はどこがやりますか。エ、個人情報保護規定とか内規、条例の制定はどのように考えていますか。 件名2、待機児童について。糸満市も平成29年度までには待機児童ゼロの目標を立てていましたが、平成29年4月現在、待機児童数27人。待機児童ゼロと数字が見えてきたと思いますが、何年後に糸満市はゼロになりますか。そこでお伺いいたします。小項目1、糸満市の待機児童について。ア、糸満市の平成27年度、平成28年度、平成29年度の待機児童数をお伺いいたします。イ、待機児童の年齢別の人数をお伺いいたします。ウ、糸満市内には認可外保育施設は何カ所ありますか。エ、糸満市は待機児童ゼロを何年後を目標にしていますか。 以上、演壇より質問を終わり、再質問は質問席より行います。よろしくお願いいたします。 ◎市長(上原昭君) 玉村清議員の件名1、防犯灯・防犯カメラ事業についてのうち、小項目2、防犯カメラについて、アからエまで順にお答えいたします。 アの当初設置台数が変更となった理由については、関係部署へのニーズ調査の結果、防犯カメラは81台の需要がありましたが、内閣府からの内示額では全ての設置が困難であると判断し、自治会向けの防犯灯を最優先に考え、防犯カメラ設置台数を81台から23台へ圧縮することで調整いたしましました。 次にイ、1台の値段については、本体価格で約72万円を見込んでおります。 次にウ、維持管理については、施設を管理する担当課が管理いたします。 最後にエ、個人情報保護規定、内規、条例の制定については、撮影する個人のプライバシーを侵害することがないよう、プライバシー保護の観点から規則や要綱等を整備し、適切な運用を図ってまいります。 残りの質問については、関係部長から答弁させます。 ◎総務部長(仲吉正弘君) では、御質問、件名1、防犯灯・防犯カメラ等緊急整備事業について。小項目1、防犯灯について。アからオまで順にお答えをいたします。 初めにア、設置総数については、現在のところ市内148カ所の設置を予定しております。 次にイ、新屋敷自治会内にある小・中・高校、児童館周辺の設置計画についてはがじゅまる児童センター周辺に3カ所の設置を計画しております。 次にウ、新屋敷区自治会内の設置箇所については、新屋敷自治会から4基の申請があり、児童センター周辺の3基を加えて、合計で7基の設置予定をしております。 次にエ、各自治会との話し合いについては、各自治会に対し、事前の説明会を実施し、維持管理の説明をした上で要望数をとりまとめております。また防犯灯の設置後は、改めて運用方法などの説明会を実施する予定であります。 最後にオ、維持管理については、各自治会の負担となります。また市の施設に設置する場合は、施設を所管する担当課が負担することになります。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名2、待機児童についての小項目1、糸満市待機児童について。アからエまでを順にお答えします。 アの年度別待機児童数は、各年度4月1日現在で、平成27年度が127人、平成28年度が58人、平成29年度が27人と年々減少しております。 次にイの年齢別の人数については、平成27年度はゼロ歳児4人、1歳児72人、2歳児31人、3歳児10人、4歳以上児10人となっております。平成28年度はゼロ歳児0人、1歳児35人、2歳児23人、3歳児0人、4歳以上児0人となっております。平成29年度はゼロ歳児0人、1歳児7人、2歳児20人、3歳児0人、4歳以上児0人となっております。 次にウの市内の認可外保育施設数は、事業所内保育事業を除き5施設となっております。 次にエの糸満市の待機児童ゼロの目標年度については、平成31年度当初を目標に置き、現在、受け皿の整備を進めております。 ◆6番(玉村清君) 質問席より再質問いたします。 福祉部長、聞き漏らしたんですが、認可外保育施設は現在何カ所…、5カ所…。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時20分)(再開宣告午後2時20分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆6番(玉村清君) 通告書どおり、順次再質問いたします。 今回の国の予算で防犯灯・防犯カメラ等緊急整備事業というのができましたけれども、前回の3月にも質問しましたが、今回6,140万円の予算がついていますけれども、この防犯灯に幾ら、防犯カメラに幾らという、わかりましたらお願いいたします。 ◎総務部長(仲吉正弘君) 再質問にお答えいたします。 今回の防犯灯・防犯カメラ等緊急整備事業については、先ほど議員からお話がありましたように総額で6,140万円の予算計上をしております。その概算事業費の内訳でございますけれども、防犯灯設置に2,754万円、防犯カメラ設置に3,386万円となっております。あくまでもこれは設計費用も案分した形の概算事業費でございます。 ◆6番(玉村清君) ありがとうございます。これまでにも市独自の防犯灯が各字に振り分けがありましたよね、例年、各自治会に。これを含めて新屋敷に、児童センター周辺に3カ所ということですけれども、4基は例年のそういう自治会からの要望の4基ですか。今回の緊急整備事業の予算では何台か入っていますか、この4基のうちに。 ◎総務部長(仲吉正弘君) 再質問にお答えいたします。 新屋敷自治会4基というのは、今回の事業費で整備する予定の4基でございます。 ◆6番(玉村清君) ありがとうございます。特に、当局も聞いておりますけれども、学校周辺にそういうものをぜひとも、その周辺から設置してもらいたい。それと今、新屋敷区では、南のほうはアパートが多くて、別にそういう防犯灯とかは要らないんじゃないかという、私たちの仲間の話もありますけれども、ぜひとも学校周辺だけを中心に明るくしてほしい。県道沿いは、ファミリーマートとかアパートとかがあるおかげでまつの木通り、あれは防犯灯ですか、ああいうのもあるので大変明るいです。その裏側、高校の裏側とか。特に冬場になると小学生は7時ぐらいまでですけれども、中学校の部活の帰りには小学校の裏通りを通るとほとんどわかりませんので、ぜひとも小学校の裏、中学校の裏を重点的にやってもらいたい。防犯カメラもそうですけれども、そういう人が通るような、集まるような居場所を重点的にやってもらいたい。もう1点、維持管理の点ですけれども、この防犯灯の大体の電力量というんですか、1基当たり幾らぐらいを予定していますか。 ◎総務部長(仲吉正弘君) 再質問にお答えいたします。 現在、自治会に保安灯が設置されているんですけれども、その電気料金の実績を見ますと、大体1基当たり、月数百円程度というふうに聞いております。 ◆6番(玉村清君) 多分、LEDになってからはもっと安くなっていると思いますけれども、今回、ほとんどそういう防犯灯はLED化されていますけれども、スージグヮーというんですか、二、三十年前からある外灯、新屋敷はほとんど撤去されております。まだ支柱が立っているものもありますけれども、各通りからも要請がありまして、うちのところにもそういう電灯をつけることはできないかという要望もありますけれども、その保安灯の既存する…、保安灯だけでいいです。1基当たり大体幾らぐらい見積もっていますか。 ◎市民健康部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 通常、市が単独費で補助している保安灯の値段ですけれども、実際は、既存の電柱につける場合と、また独自で電柱から立てる場合があって、10万円から数万円の差があって一概に幾らとはちょっと言いにくい部分があるんですけれども、また業者によっても若干値段が違うと認識しております。 ◆6番(玉村清君) ありがとうございます。10万円をめどに自治会で予算を立てたいと思いますので、業者にも相談し、各自治会が明るくなるよう努めたいと思いますので、そのときはまたよろしくお願いいたします。 次に防犯カメラについて、この防犯カメラの役割は大変大きいものと思います。いろんな個人情報とかプライバシー問題がありますけれども、先月も糸満漁港で溺れた事件がありましたけれども、ああいうのもこの防犯カメラで他殺というか、そういうものがないというふうな、この防犯カメラでわかったような話がありましたけれども、ぜひとも何年か前にも一般質問をやりましたけれども、新屋敷地区は意外と泥棒が多いです。それも学校周辺ということで、ぜひとも民間に、既存する建物に設置する場合、全面的に協力しますので、ぜひとも学校前、そういう人が行き帰り多いところにぜひとも設置してもらいたいと思います。休憩お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時29分)(再開宣告午後2時29分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆6番(玉村清君) 防犯カメラの維持管理についてですけれども、72万円程度ということで、これは自治会が持つのには、維持管理でも大変だと思います。台風は多いし、塩害もあるし、この種の維持管理はぜひとも市当局でやってほしいと思います。 次に待機児童について。平成27年から127名、平成28年58名、平成29年27名と、ゼロという数字が見えてきましたけれども、この3年のうちに27名までに落ちたこと、小規模保育所が認可保育所の選定とか、そういうものがあるおかげで27名まで落ちたと思います。今回、新しく認可園が2園ありますよね、認可園が平成29年度も繰り越しで2園ふえますでしょう、認可園が。この認可園のおかげで、もし2カ所の認可園が実施されると、この27名の人数はことしでゼロになる可能性はないですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 ことし、こども園2園予定しておりますので、このこども園のほうの整備が順調に行きますと、ゼロの可能性はありますけれども、まだ確実性はありませんので、とりあえず施設整備が平成31年までですので、そこを目標としております。 ◆6番(玉村清君) この待機児童を年齢別に見ますと、1歳児、2歳児の待機児童ですね、今回、小規模保育所が新しくできるこども園で多分解消されると期待しております。それであと1点、保育料金ですね、基本的に。保育料金、ゼロ歳児が幾ら、4歳児まで。基本料金とあるんですか、それともこれは収入によって保育料は違いますよね。基本料金というのは定められておりますか。そのほかに何々、どういうことで子供の保育料は決まりますよというのがあればよろしくお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 年齢によっても金額が違いますので、一番高い年齢は3歳未満ですので、その3歳未満のところで保育料の金額をお知らせしたいと思います。市町村民税の非課税世帯で、ひとり親の世帯はお金はかかりません。その他の世帯として月8,300円、市町村税の均等割の課税のひとり親の世帯は1万3,700円、その他の世帯は1万5,400円、所得割課税世帯でひとり親の世帯が1万4,200円、その他の世帯で1万5,900円、所得割課税世帯9万7,000円未満のところで2万4,000円、所得割課税12万1,000円未満のところで2万9,800円、所得割課税14万5,000円未満で3万3,000円です。所得割課税16万9,000円未満で3万6,000円、所得割課税23万5,000円未満で4万1,200円、所得割課税30万1,000円未満で4万6,500円、所得割課税39万7,000円未満で6万1,000円、所得割課税39万7,000円以上で7万8,000円の保育料となっております。 ◆6番(玉村清君) ありがとうございました。記帳することはできませんでしたけれども、後でまた、必要であれば資料提供をよろしくお願いします。ぜひとも、今回、また待機児童が国の方針で平成30年までですか、延びたのは。ぜひとも平成30年ならないまでに…、29年、33年まででしたか、今度延長…、31年まで。じゃあ、平成30年までに待機児童ゼロを目指して頑張ってください。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(徳元敏之君) 以上で本日の会議を終了いたします。(散会宣告午後2時36分)...